2027年の1年の計画:目標と毎月のふり返り
1年の計画は、短いふり返りと、大切な分野を選ぶことから始めましょう。それぞれの目標に、わかりやすい成果、すぐ次の作業、進み具合を確かめる日を書きます。下の1ページのテンプレートは、自分に合わせて変えるための提案で、計画が続くことや、すべての目標が達成できることを約束するものではありません。
- 具体的で挑戦しがいのある目標は、「できることをする」よりよい結果につながります(Locke & Latham, 2002)。
- 「始める」型の決意は「やめる」型より成功しやすく、1年後の成功率は59%対47%でした(Oscarssonら, 2020)。
- 定期的に進み具合を確かめて記録する人ほど、目標を達成しやすくなります(Harkinら, 2016)。
- 新しい始まり(新年、月、月曜日でさえ)は、変わろうとする気持ちを高めます(Daiら, 2014)。1月を待つ必要はありません。
- 1ページの計画:ふり返り、3つの分野、数字つきの目標を多くても3つ、四半期、毎月のふり返り。
1年の計画が続かない理由
1月に10個の目標を書き、2月には3つを覚えていて、3月にはその紙がどこへ行ったかわからない。いちばんよくある理由は、目標が多すぎる、あいまい(「もっと健康になる」)、進み具合がわかる数字がない、そして1年を通して計画を見直さないことです。
エドウィン・ロックとゲイリー・レイサム(2002)は、35年分の研究をまとめました。具体的で挑戦しがいのある目標は、漠然とした「できることをする」よりよい結果につながります。マーティン・オスカーソンら(2020)は、新年の決意をした1,000人以上を追いかけました。1年後、うまくいっていたのは「何かを始めたい」人(59%)で、「何かをやめたい」人(47%)より多かったのです。
6つのステップの1年の計画
- 1年をふり返る(15分)。何がうまくいった?何がいちばんエネルギーを奪った?来年はもっと増やしたいことと、減らしたいことは?評価せず、メモだけ。
- 分野を3つ選ぶ。たとえば、健康、仕事、人間関係、学び、お金、家。7つではなく3つ。ほかの分野は維持するだけにします。
- それぞれの分野に、目標は多くてもひとつ。向かっていく先として表しましょう。「怠けるのをやめる」ではなく「ハーフマラソンを走る」。なぜそれが自分にとって大事かも書きます。
- 数字を加える。年の終わりに、何でうまくいったとわかる?「トレーニング50回」「新しいお客さま4人」「本24冊」。数字はむちではなく、方位磁石です。
- 1年を四半期に分ける。目標ごとに、3月末、6月末、9月末、12月末にどこにいたいかを書きます。3か月なら見渡せますが、12か月は見渡せません。
- 毎月のふり返りを予定に入れる。毎月の最初の日曜に15分。今の数字を書き、何が役立ち、何がじゃまをし、何を直すかを考えます。ハーキンら(2016)は、定期的に進み具合を確かめて記録することが、目標を達成する可能性を高めることを示しました。
印刷できる1ページの年間計画
印刷して書きこみ、目に入るところに貼りましょう。四半期の終わりごとに、予定の数字の横に実際の数字を書きます。
2027年の1年の計画
2026年にうまくいったこと:________________________________・これらの目標が自分にとって大事な理由:________________________________
| 分野と目標 | 年末の数字 | Q1 | Q2 | Q3 | Q4 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1. | |||||
| 2. | |||||
| 3. |
いつ始めるか:1月を待つ必要はない
ヘンチェン・ダイ、キャサリン・ミルクマン、ジェイソン・リース(2014)は、フレッシュスタート効果を説明しました。カレンダーの「節目」、つまり新年、新しい月、月曜日、誕生日のあとに、人は変化を始めやすくなります。1月はその助けになりますが、11月の最初の月曜日でも同じように効きます。
実際に使えるアドバイス:ふり返りの時間がとれる12月のうちに計画を立て、最初のステップは1月の第1週に予定しておきましょう。そうすれば、1月1日に白紙から始めなくて済みます。目標の表し方は、SMARTな目標で紹介しています。
よくある失敗
- 目標が多すぎる。目標が5つあると、大変な週にはどれにも時間が回りません。3つで十分です。
- 数字のない目標。「もっと読む」は確かめられません。「24冊」なら確かめられます。
- 最初の一歩がない。今週の一歩がない目標は、願いのままです。目標ごとに、最初の7日間に何をするかを書きましょう。
- 変わらない計画。毎月のふり返りは、計画を直すためのものです。小さくする、ずらす、取りかえる。それは失敗ではなく、かじ取りです。
- 「やめる」だけ。何かを減らしたいなら、代わりに何をするかを書きましょう。
CORTEXで今すぐ試そう
CORTEX(誰でも無料)では、成果を数字で確認できる年間計画のテンプレート(その他 → テンプレート)が計画を組み立ててくれます。いちばんの目標に名前をつけ、何を測るか、1年でどれだけかを選び、必要なら2つ目の目標も加えましょう。テンプレートが、数字つきの目標、四半期のマイルストーン、「この目標が自分にとってなぜ大事かを書く」タスク、毎月のふり返りを作ります。進み具合は、そのあと目標の画面で見られます。アカウントがあれば、年間計画のテンプレートを開くことができます。

12月のうちに、ふつうの1週間をもとに1月を準備する
まず、仕事や勉強に実際に戻る日と、1月の決まった予定を確かめましょう。最初の一歩を選ぶ前に、通勤、家族の世話、休息を考えに入れます。年末年始の休みは、1か月全体の使える時間の見積もりにはなりません。試験勉強のくわしい計画は今ある予定表に残し、1年の一覧には大事な成果だけを移しましょう。休みの前に、戻るためのメモを残しておきます。プロジェクトの状態、足りない資料、最初に開く書類。12月に、すべての月を決める必要はありません。ほかの考えは、1月に同時にやる義務ではなく、あとでふり返るための可能性として残しておけます。
よくある質問
1年の計画はどう立てればいい?
終わろうとしている1年をふり返り、分野を3つ選んでそれぞれに目標を多くてもひとつ、目標ごとに成功がわかる数字を加え、四半期のマイルストーンに分けて、毎月15分のふり返りを予定に入れましょう。
1年にいくつ目標を立てればいい?
多くても3つ、できれば違う分野で。それ以上の目標は、ふつうの1週間に収まらず、互いに競い合ってしまいます。ほかの分野は維持するだけにしましょう。
次の年の計画は、いつ始めればいい?
ふり返りの時間がとれる12月がいちばんです。最初のステップは1月の第1週に予定しましょう。ただ、計画はいつでも始められます。新しい月や月曜日も、新しい始まりとして働きます。
新年の計画がいつも続かないのはなぜ?
いちばん多いのは、多すぎる、あいまい、最初の一歩がない、1年を通して計画を見直さない、という理由です。目標を減らし、それぞれに数字をつけ、毎月定期的にふり返ると役立ちます。
1年の計画と四半期の計画、どちらがいい?
組み合わせです。1年の計画は方向を決め、四半期のマイルストーンは見渡して直せるくらい近くにあります。1年の目標を決めて、四半期ごとに次の3か月の計画を具体的にする人も多くいます。
出典・参考文献
- Locke, E. A. & Latham, G. P. (2002). Building a practically useful theory of goal setting and task motivation: A 35-year odyssey. American Psychologist
- Oscarsson, M., Carlbring, P., Andersson, G. & Rozental, A. (2020). A large-scale experiment on New Year’s resolutions: Approach-oriented goals are more successful than avoidance-oriented goals. PLOS ONE
- Harkin, B., Webb, T. L., Chang, B. P. I. et al. (2016). Does monitoring goal progress promote goal attainment? A meta-analysis of the experimental evidence. Psychological Bulletin
- Dai, H., Milkman, K. L. & Riis, J. (2014). The fresh start effect: Temporal landmarks motivate aspirational behavior. Management Science
目標を次の一歩に変えよう
目標を書いて最初の一歩を追加すると、タスクを終えるたびに進捗が伸びていきます。
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