ふつうの1週間に収まる、新年の抱負
続く新年の抱負には、具体的な行動、1週間の中の場所、休んだあとに戻る方法が必要です。変えることをひとつ選び、いつ試すかを決め、負担を減らした方法も用意しましょう。1月は始まりを示してくれますが、くり返しが起きるのは、本当のふだんの生活の中です。
- 新しい始まりは始めやすくしてくれますが、くり返すための条件の代わりにはなりません。
- 習慣ができるまでに、誰にでも共通する日数はありません。
- 休んだあとは、次の年を待つのではなく、計画を変えてかまいません。
自分の本当の1日のための変化を選ぶ
まず、ふだんの生活のどの部分を楽にしたいかを問いましょう。毎回、勉強をノート探しから始めるのに疲れているのかもしれません。役に立つ抱負は、昼食のあとに最初の問いを机の上に用意しておくことです。「まったく別の人間になる」では、行動の始まりも終わりも示されません。人に宣言しなくても大事なことを選びましょう。大晦日のリストで、人を感心させる必要はありません。大事なのは、それが仕事、勉強、身近な人の世話のある、本当の1週間に収まるかどうかです。
方向と行動を分けましょう。「友だちとの時間を増やす」は方向です。日曜に誘いのメッセージを1通送るのは、自分でできる行動です。相手がどう返事するかは、自分では決められません。オスカーソンらは、さまざまな抱負を研究しました。その研究が、自分の成功の確率を決めるわけではありません。意味のある変化を試すのに、見出しで強調される高い成功率に頼る必要はありません。安全か、手が届くか、今の用事と両立するかを確かめましょう。行動に、持っていない自由な夜が必要なら、まず別の形に作り直す必要があります。決意だけでは、足りない時間や助けは生まれません。
ふつうの1週間に収まる、新年の抱負
| 問い | 自分のメモ |
|---|---|
| 変えることひとつと、その意味 | |
| 知っている状況のあとの行動 | |
| 小さな版 | |
| 障害と、その答え | |
| 次の短いふり返り |
新しい自分を待たずに、始まりを使う
ダイらは、フレッシュスタート効果を研究しました。時間の節目に始めることについての研究で、続けられることを保証するものではありません。仕事始めのあとの最初の月曜は、はっきりしたスタートの日になりえます。講座の終わり、引っ越し、すぐ次の週末も同じです。きれいな白紙を、次の年まで取っておく必要はありません。日付は1回の試みを思い出させてくれるもので、過去全体を裁くものではありません。これまでの経験は、すべてをゼロから始める理由ではなく、よりよい計画のための情報として残せます。
できれば、12月のうちに一度その行動を試しましょう。図書館が閉まっている、朝がふさがっている、資料が別の場所にある、とわかるかもしれません。それは試してみた役に立つ結果です。12月に1月を準備するとは、最初の1週間の本当の予定を見ることです。変化の時間を選ぶ前に、通勤、世話、食事、休息を考えに入れましょう。最初の週がふつうでないなら、あとのふつうの1週間を基準として、すぐに決めておきます。年末年始の休みは、仕事や学校に戻ったあとまで続くわけではありません。カレンダーの空いた欄が、未来のエネルギーや完全な集中を約束しているわけでもありません。
わかりやすいif-thenの1文を書く
実行意図は、気づける状況と、予定した反応を結びつけます。ゴルヴィツァーとシーランは、if-thenの計画を研究しました。ふつうの言葉を使いましょう。「昼食のあとに皿を片づけたら、問題集を開いて、記憶から1問答える」。「もっと自制心がついたら」では、気づける瞬間が示されません。状況が実際に起きる場所に、資料を用意しておきましょう。何をもって終わりとするかも、前もって決めます。小さな一歩は限られていてかまいませんが、ふだんの生活での最初の試みに十分なくらい具体的にしましょう。
ありそうな障害ひとつへの答えを用意しましょう。昼休みが会議でうまったら、会議のメモを閉じたあとに小さな版を試す。問題の意味がわからなかったら、解答を書き写し直すのではなく、説明が必要だと印をつける。予備のルールをいくつも連ねる必要はありません。ひとつの予測できる判断をシンプルにしたいのであって、すべての中断をコントロールしたいのではありません。仕事のシフトや世話があるなら、決まった時刻より、できごとのほうが合うかもしれません。他人の理想の朝のルーティンではなく、自分の1日から機会を選びましょう。急いでいるときにも気づけるものであるべきです。
抱負が難しくなる理由
実際の障害は、同時にたくさんの変化をすること、特別に落ち着いた1週間のための計画、結果と次の行動の取りちがえです。「よい成績」は、今夜何をすればいいかを教えてくれません。「2問解いて間違いを確かめる」なら教えてくれます。もうひとつのわなは、いい日のたびに行動を大きくすることです。くり返す最低限と、自由に選ぶ追加の仕事を分けましょう。今日もっとできたからといって、明日の新しい義務になるわけではありません。うまく回っているルーティンの範囲は、しばらく同じままでかまいません。
ラリーらは、習慣ができる過程の違いを観察しました。自分の行動が自動的にならなければならない日付はありません。カレンダーの連続記録は、自動化も役立ち具合も測っていません。休んだあとは、次の本当の機会に戻り、変わった条件を確かめましょう。病気、試験期間、新しい仕事には、別の設計が必要かもしれません。変化がもう大事でなくなったなら、意識してやめてかまいません。1月に生まれたからといって、自分を罰するタスクを持ち続ける必要はありません。直した計画は、実験の正しい結果でありえます。抜けた日は、追加の努力で返さなければならない借金ではありません。
自分の価値ではなく、条件を確かめる
本当の機会が何回かあったら、短くふり返りましょう。試み、状況、行動が役立っているかを見ます。ハーキンらは、進み具合を記録することを研究しました。いつも測ることも、他人の数字と比べることもいりません。振り返った結果、最低限の行動をそのまま続ける、別のタイミングを選ぶ、具体的な助けを頼む、といった判断ができるかもしれません。新しい月が始まったからといって、難しさを上げる必要はありません。大事なのは、自分の生活の中での、その限界や変わりやすいタスクも含めた役立ち具合です。
例:フリーランスで働く人が、もっと落ち着いた朝をほしいと思っています。最初は、仕事の前にすべてのメッセージに返信する計画でしたが、いつも午前中がまるごとつぶれました。変えた行動は、メッセージを開く前にタスクをひとつ選び、連絡のために別のブロックをとることです。これは例で、お客さまの体験談ではありません。変わるのは条件と判断で、その人の道徳的な評価ではありません。励ましがほしいなら、完璧な連続記録を見張ってもらうのではなく、実行できるかを確かめてくれるよう身近な人に頼みましょう。食事、休息、基本的な自分の世話は、チェックの数に関係なく、いつでも使えます。うまくいかなかった試みは、働きすぎで返さなければならない約束ではありません。
一度試して、追加の作業は限る
そこそこ落ち着ける場所を選び、いつ終えるかを決めましょう。紙1枚か、シンプルなメモで十分です。新しいノートも、理想の朝もいりません。答えがすぐ次の判断を変える問いから始めましょう。役に立たない欄は、空けておいてかまいません。目的は、あいまいな用事を減らすことで、管理しなければならない新しい仕組みを増やすことではありません。この独自のシートは心理テストではなく、生活への向き合い方を評価するものでもありません。最初の試みで、すべての問いに答えられなくても、役に立つ判断がひとつ得られることがあります。
そのあとで、何がはっきりして、何に手間がかかりすぎたかを確かめましょう。次は、役に立ったいちばん小さな版を残します。一緒の約束では、どの判断が自分のもので、どれに相談が必要かを決めましょう。個人的なリストに書いても、相手の約束にはなりません。シートは登録なしで印刷でき、ブラウザの印刷の画面でPDFとして保存もできます。ほかの人について、不要な個人情報は書かないようにしましょう。計画すること自体に疲れてきたら、次の方法を足す前に範囲を小さくしましょう。短い答えで今日は十分なこともあり、完全にするためだけにあとで広げる必要はありません。
CORTEXがどう役立つか
習慣:たとえば昼食のあとに記憶から1問答える、といった小さな最低限を作り、名前にきっかけを書き足しましょう。自分の1週間に合ったくり返しの曜日を選び、行動のあとにできたと印をつけます。
計画:講座の資料を見つけるといった1回きりの準備は、別のタスクとして書きましょう。日付と見積もり時間を加えれば、準備がほかの約束と並んで場所をもてます。
ごほうびメニュー:習慣が1週間できたときの楽しいことを選び、ごほうびを習慣に結びつけましょう。次に確かめるときに、楽しみにしているものも目に入ります。
ジャーナル:1週間たったら、最低限がいつうまくいき、何がじゃまをしたかを書きましょう。具体的な経験をもとに、習慣の名前や予定を直します。
習慣を身につける方法・1月の習慣の小さな版・1年の計画・ほかの実用的なガイド
よくある質問
1月1日から始めないといけない?
いいえ。日付は機会として役立つかもしれませんが、12月に試してもいいし、別の節目を選んでもかまいません。年末年始の休みのような時間がずっと続くと考えるのではなく、ふつうの1週間で計画を確かめましょう。
抱負はいくつ選べばいい?
ひとつの正しい数はありません。1週間に収まる大事な変化から始めましょう。ほかのアイデアは、全部を同時に約束に変えずに、可能性として残しておけます。
習慣ができるまで、どれくらいかかる?
共通の期限はありません。行動も状況も違います。チェックの連続記録は自動化を測っていません。むしろ、自分の1日の中で行動がくり返せているか、役立っているかを確かめましょう。
休んでしまったら、どうすればいい?
次の本当の機会に戻り、障害を見てみましょう。行動を小さくするか、条件を変えます。1年待つ必要も、罰として取り返すセッションをする必要もありません。
出典・参考文献
くり返す行動をひとつ作ろう
習慣を開いて、きっかけになる状況のある小さな行動を入力しましょう。内容と予定は自分で選びます。
最初の習慣を設定する