生産性アプリ:1か月後も使い続けられるものの選び方
生産性アプリは、頭の中のことを書き出し、何をいつやるかを決め、実際にやり終えるのを助けてくれます。シンプルなタスクリストから、1日の計画、時間記録、習慣までそろった仕組みまでさまざまです。誰にとっても最適なアプリがあるわけではなく、何を解決したいかで決まります。このガイドでは、選びやすくなる5つの質問、自由に組む型とできあがった仕組みの違い、よくある失敗、そしてCORTEXにできることとできないことを正直に紹介します。
- 生産性アプリの違いは、主にどの問題を解決するかです。タスクの書き留め、時間の計画、集中、習慣、メモ、フリーランスの時間と請求書。
- 選ぶ前に5つの質問に答えましょう。いちばんの問題、ひとりかチームか、使う端末、予算、アプリにどこまで任せたいか。
- 自由に組む型(白紙のページやデータベース)は自由度が高いものの、仕組みは自分で作って管理します。できあがった仕組みは、決まった構造で初日から使えます。
- 多くの人には、行動のためのアプリ(タスク、時間、習慣)がひとつと、知識のためのアプリ(メモ)がひとつあれば十分です。
- CORTEXは、1文で入力できるタスク、ワンクリックの1日の計画、カレンダー、集中タイマーと時間記録、習慣と目標を、XP・レベル・本物のごほうびで続けられる無料の生産性アプリです。
アプリを選ぶ前の5つの質問
- いちばんの問題は何?用事を忘れる(→ 確実なタスクリスト)、何をいつやればいいかわからない(→ 1日の計画とカレンダー)、気が散る(→ 集中タイマー)、習慣が続かない(→ 習慣トラッカー)、やる気が出ない(→ ゲームの仕組みとごほうび)、情報がごちゃごちゃ(→ メモアプリ)、作業時間や請求の管理ができていない(→ 時間記録)。
- ひとり?チーム?チームのプロジェクトには、共有のワークスペース、コメント、権限が必要です。自分の仕事なら、個人の仕組みだけで十分です。
- どの端末で?スマホ、ノートパソコン、両方?ひとつのプラットフォームに縛られるアプリもあれば、ブラウザで動いてどこでも使えるアプリもあります。
- 予算は?無料プランに何が含まれていて、その制限が1か月後に窮屈にならないかを確かめましょう。
- アプリにどこまで任せたい?白紙のキャンバスがほしい人もいれば、アプリに計画を提案してもらい、確認するだけにしたい人もいます。
答えが「ひとり、スマホとノートパソコン、無料、リスト以上のもの」なら、できあがった仕組みについての続きを読んでください。「大きなチームで共有のプロジェクト」なら、チームのプロジェクト管理ツールが必要です。CORTEXはそのためには作られていません。
生産性アプリの種類
| 種類 | 解決すること | 注意点 |
|---|---|---|
| タスクリスト | タスクの書き留めとチェック | いつやるかは教えてくれない |
| カレンダーと1日のプランナー | 何をいつやるか、時間軸での予定 | 手で計画すると時間がかかる |
| 集中タイマー | 気を散らさずにブロックで作業する | それ自体は何も計画しない |
| 習慣トラッカー | 続けたい習慣とやめたい習慣 | タスクと別だと忘れやすい |
| メモアプリ | 知識、ドキュメント、セカンドブレイン | タスクがメモの中に埋もれる |
| 時間記録 | プロジェクトごとの時間、レポート、請求 | フリーランスでは、別の専用アプリが必要になりがち |
| ゲーム化されたアプリ | XP、レベル、ごほうびによるやる気 | ゲームが計画の代わりにはならない |
これらのアプリの背景にある方法は、タイムブロッキング、ポモドーロ・テクニック、GTD、人生のゲーム化のガイドで紹介しています。
自由に組む型か、できあがった仕組みか
もうひとつの大きな選択は、白紙のページ、表、データベースから自分で仕組みを組み立てる自由に組む型か、タスク、カレンダー、時間、習慣が最初からつながっているできあがった仕組みか、です。
| 自由に組む型 | できあがった仕組み | |
|---|---|---|
| 始め方 | 数時間から数日の設定、またはほかの人のテンプレート | 数分。構造はできている |
| 自由度 | ほぼ無制限 | 構造は決まっていて、中身を合わせる |
| 管理 | 計算式、つながり、表示は自分で管理 | ロジックはアプリが管理 |
| 自動化 | 自分で作ったものなら何でも | 1日の計画、くり返し、リマインダー、レポート |
| 向いている人 | 仕組みを磨くのが好きな人。ドキュメントやwiki | 何よりも用事を片づけたい人 |
多くの人に合う組み合わせは、行動のためのアプリがひとつ(タスク、計画、時間、習慣)と、知識のためのアプリがひとつ(メモ、ドキュメント)。2〜3個より多いと、たいていどれも定期的に開かなくなります。
CORTEXでできること
CORTEXは、ふつうはいくつものアプリに散らばる要素を、ひとつの無料の仕組みにまとめています。有料プランはありません。
- 1文で入力できるタスク。Qを押して「街角のカフェへの提案 明日10時 ~45m !p1 #クライアント」と入力すると、日付、時刻、所要時間、優先度、目標が読み取られます。くり返し、サブタスク、日ごとにまとまったリスト。詳しくは下で。
- ワンクリックの1日の計画。今日の計画を立てるが、決まった予定のまわりの空き時間にタスクを配置し、ゆとりを残し、入りきらないものを教えてくれます。
- タイムブロッキングに使えるカレンダー:1日と1週間の時間軸、ドラッグで移動。外部のカレンダーは読み取り専用で「予定あり」のブロックとして表示できます。
- 集中と時間記録:タスクごとにひとつのタイマー(ポモドーロまたは自由な長さ)、レポート、CSVやPDFへの書き出し。
- よい習慣とやめたい習慣:習慣ごとの連続記録とヒートマップつき。習慣トラッカーも参照。
- 目標、ビジョンボード、マインドマップ:完了したタスクから進み具合を計算。
- ゲームの要素:XP、レベル、クレジット、自分で決めたごほうびのショップ。

CORTEXにできないこと
- App StoreやGoogle Playのアプリはありません。ブラウザからPWAとしてインストールします。
- チーム用のワークスペースはありません。共同作業は、共有プロジェクト(ボードとタスクへのコメントつき)、共有の目標、アライアンスで行います。
- 外部のカレンダーは読み取り専用で、双方向の同期はありません。
- 長いドキュメントのためのメモアプリではありません。
CORTEXのタスクプランナー:1文で入力するタスク
いちばん速いタスクリストは、考えの流れを止めずに書き足せるものです。CORTEXではQを押し(クイック追加。スマホでは浮かんでいるボタン)、メッセージのようにタスクを入力します。記号の順番は自由で、残りがタイトルになります。
| 項目 | 入力 | 結果 |
|---|---|---|
| 優先度 | !p1〜!p4、!!、!!! | 最優先から低まで |
| 見積もり時間 | ~15m ~2h | 15分、2時間 |
| 日付 | 今日 明日 金曜 12月24日 | 期限 |
| 時刻 | 15:30 9時 午後3時 | 1日の計画の決まった予定 |
| くり返し | 毎日 毎週月曜 毎月25日 | くり返しのタスク |
| 目標 | #クライアント | 目標とつなげる |
例:家賃を払う 毎月25日 !!は、毎月くり返す、優先度の高いタスクになります。目標のないタスクは「日付なし」に入ります。とっさに書き留めたものの待合室です。1日に1〜2回、目標と日付を決めるか削除しましょう。マシカンポとバウマイスター(2011)の実験では、やり残した目標に具体的な計画を立てると、ほかの作業中にその目標が頭に割りこむことが減りました。日付をつけて書くだけでも、頭は軽くなります。
リストは期限ごとに自動で並びます。「期限切れ」「今日」「明日」「今週」「あとで」「日付なし」「完了」。同じタスクを「やること・進行中・完了」のボードやカレンダーでも見られます。その日の見出しには、今日の見積もりの合計時間が表示されます。詰めこみすぎの1日を防ぐ、いちばんの数字です。制限:CORTEXには、権限のあるチーム用のワークスペースも、カレンダーの双方向の同期もありません。

2週間でアプリをしっかり試す方法
- アプリはひとつだけ選ぶ。5つを同時にではなく。
- 今も必要なものだけを移す。日付のあるタスク、くり返しの用事、進行中のプロジェクト。古いタスクや資料はバックアップとして残しておきます。ほかのアプリから乗り換えるなら、バックアップやCSVファイルからタスクを取りこみましょう。
- 毎朝計画し、毎晩5分で1日を振り返ります。いちばん難しいタスクはif-thenプランで書きましょう(「9時になったら、提案書を開く」)。メタ分析では、実行意図は目標の達成に中程度から大きな効果がありました(Gollwitzer & Sheeran, 2006)。
- 1週間たったら振り返る。何が足りなかったか、何を一度も使わなかったか。週の振り返りに20分の手順があります。
- 2週間たったら決める。リマインダーなしでアプリを開いているなら、合っています。
選ぶときによくある失敗
- 5つのアプリを同時に試して、どれもきちんと使わない。
- 古いごちゃごちゃを全部移す。新しいアプリがすぐに古いアプリと同じ見た目になります。
- アプリが仕事の進め方まで改善してくれると期待する。定期的に計画する習慣がなければ、どんなアプリも役に立ちません。先延ばしをやめる方法と集中力を高める方法も読んでみてください。
- 機能の数で選ぶ。大事なのは、疲れた火曜の夜にも開くかどうかです。
よくある質問
いちばんいい生産性アプリは?
いちばんの問題を解決してくれて、毎日開くアプリです。タスク、1日の計画、時間記録、習慣、目標を、ゲームの要素つきでひとつの無料アプリにまとめたいなら、CORTEXを試してみてください。チームのプロジェクトや長いドキュメントには、別の種類のツールが必要です。
タスク管理アプリや生産性アプリはどう選べばいい?
5つの質問に答えましょう。いちばんの問題は何か、ひとりかチームか、どの端末を使うか、いくら払いたいか、アプリにどこまで任せたいか。そのうえで、ひとつのアプリを2週間、実際のタスクで試します。
何でもできるアプリひとつと、専用のアプリいくつか、どちらがいい?
多くの人には、行動のためのアプリ(タスク、時間、習慣)がひとつと、メモのためのアプリがひとつあれば十分です。3つより多いと、たいていどれも定期的には使われなくなります。
ふつうの言葉でタスクを追加できますか?
はい。Qを押して、たとえば「レポートの構成 明日14時 ~45m !!」と入力します。CORTEXが日付、時刻、所要時間、優先度、くり返し、目標を読み取り、残りをタスクのタイトルにします。
CORTEXはiPhoneやAndroidで使えますか?
はい。Webアプリ(PWA)として、ブラウザからホーム画面に追加して使えます。App StoreやGoogle Playにはありません。
ほかのアプリからタスクを移せますか?
はい、そのアプリがバックアップやCSVを書き出せるなら移せます。取りこみではプレビューが表示され、プロジェクトを選べて、ワンクリックで元に戻せます。
出典・参考文献
2分で1日の計画を立てよう
タスクをふだんの言葉で入力すると、CORTEXが時間のブロックに分けた無理のない1日を組み立てます。
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