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勉強計画:試験まで続けられる計画の立て方

· 更新日

勉強計画は、試験日、範囲の量、実際に使える時間から立てましょう。学習範囲を無理なく取り組める量に分け、ひととおり学ぶ時間、復習の時間、予定変更に備えたゆとりをカレンダーに割りふります。例にあるブロックの長さや余裕は自分に合わせて調整してください。決まりではありません。

要点
  • 勉強法のレビューでは、時間を空けた復習と自分でテストすることがいちばん高い評価を受け、読むこととマーカーを引くことは低い評価でした(Dunloskyら, 2013)。
  • 何日かに分けた勉強は、同じ時間を一度にまとめた勉強より、はっきりよく記憶に残ります(Cepedaら, 2006)。
  • 学生は、前回もっと長くかかったとわかっていても、いつ仕事が終わるかを楽観的に見積もりすぎます(Buehlerら, 1994)。
  • 「いつ、どこで勉強するか」という具体的な計画は、本当に始める可能性を高めます(Gollwitzer & Sheeran, 2006)。
  • ステップ:試験日、小分けにした範囲、余裕をもった時間、最初の通し、復習、模擬テスト、毎週の見直し。

勉強計画がうまくいかない理由

多くの勉強計画は、最初の日はすばらしく見えます。2週目には、もう合わなくなっています。理想の学生を前提にしていたからです。1日8時間、疲れゼロ、ほかの用事なし。ロジャー・ビューラーら(1994)は、学生が、前回もっと長くかかったとわかっているときでさえ、いつ仕事が終わるかをいつも楽観的に見積もりすぎることを確かめました。

2つ目の失敗は中身です。「1〜10章を読む」という計画は、勉強ではなく読書の計画です。ジョン・ダンロスキーら(2013)は、よく使われる10の方法を比べました。いちばんよかったのは自分でテストすることと時間を空けた復習で、何度も読むこととマーカーを引くことはあまり効果がありませんでした。だからよい計画には、読む時間より、自分に問う時間が多く入っています。

7つのステップの勉強計画

  1. 試験と期限を書き出す。すべての試験、単位認定、提出を日付つきで。日付順に並べ、それぞれにどれくらい難しいか(1〜3)を書きます。
  2. 範囲を小分けにする。単元、章、講義を、1つ分を25〜50分でこなせる大きさに。それぞれに、どれくらいわかっているか(1=まったく、3=よく)を書きます。
  3. 本当に使える時間を数える。理想ではなく、実際に1日何時間勉強する?授業、アルバイト、通学、睡眠を引きましょう。計画するのはその80%だけ。残りは、病気や遅れのための余裕です。
  4. ひととおり学ぶ予定を立てる。それぞれの単元を一度こなし、ブロックの終わりにノートを見ずに理解度を確かめます。いちばん難しい科目は、いちばんエネルギーがある時間帯に入れましょう。
  5. 間隔を空けた復習を加える。それぞれの単元に、数日後、1週間後、試験の直前の復習を計画します。復習は、読み直すのではなく、自分に問うことで(詳しくは間隔反復で)。
  6. 模擬テストを入れる。試験の1週間前と数日前に、過去問や自分で作った問題を、時間を計って何も見ずに解きましょう。まだ埋める時間があるうちに、穴が見えます。
  7. 週に1回、計画を見直す。予定どおり終わらなかった分は、ゆとりとして空けておいた時間に移します。余裕がなくなってきたら、いちばん大事なことの復習ではなく、細かいところを手放しましょう。

例:試験まであと14日

統計学、12の単元、1日2時間(25分のブロックを4つ)、週6日勉強する場合。

  • 1〜6日目:ひととおり学習します。1日2単元が目安です。それぞれのブロックの終わりに、何も見ずに5問。
  • 7日目:休み、または遅れを取り戻すためのゆとりです。
  • 8〜10日目:自分に問う形の復習。1日4単元。いちばん時間をかけるのは「1」をつけた単元です。
  • 11日目:時間を計った模擬テスト。そのあと直して、穴を埋める。
  • 12〜13日目:弱い単元の復習と、2回目の短めのテスト。
  • 14日目:自分で作った問題を軽く見直すだけ。新しいことはせず、いつもの時間に寝る。

勉強計画

試験:____________________・日付:____________・1日の時間:______

日科目と単元種類:新しい/復習/テスト完了

紙、カレンダー、それともアプリ?

  • 紙の表。すぐに書きこめて、机の上に貼っておけば目に入ります。弱点:計画を変えるには、書き直さなければなりません。
  • カレンダー。勉強のブロックが授業やアルバイトと並ぶので、計画が収まるかがすぐにわかります。弱点:どの単元をまだわかっていないかは教えてくれません。
  • タスクとカレンダーのあるアプリ。復習の予定を一度登録すれば通知が届き、遅れた分の予定もワンタップで移せます。弱点:スマホの中の計画は、「ちょっとだけ」ほかのものを開く誘惑になります。だから勉強中はスマホをわきへ。

やる気が出ないときの勉強の始め方は、勉強のやる気で紹介しています。

よくある失敗

  • 余裕のない計画。最初の体調不良や、アルバイトの急な変更で崩れます。少なくとも20%は空けておきましょう。
  • 読むだけ。読んだページは、自分に問いかけてみるまでは、覚えたように感じられます。
  • 全部を最後の1週間に。一夜漬けは記憶に残りにくく、脳が記憶を定着させるのに必要な睡眠も奪います。
  • 休みがない。週に1日勉強しない日は、怠けではなく、余裕と休息です。

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app.getcortex.online/calendar
勉強計画:CORTEXのカレンダーの勉強のブロック
CORTEXのカレンダー:計画したブロック、決まった予定、ふさがっている時間のある時間割

よくある質問

勉強計画はどう立てればいい?

試験を期限つきで書き出し、範囲を25〜50分の大きさに分け、1日に本当に何時間あるかを数えて、そのうち80%だけを計画しましょう。カレンダーに、ひととおり学ぶ時間、間隔を空けた復習、模擬テストを割りふり、週に1回、計画を見直します。

試験のために、1日何時間勉強すればいい?

誰にでも当てはまる数字はありません。教科書の前で8時間過ごすより、休憩をはさんだブロックで集中した2〜4時間のほうが効果的です。決め手になるのは、実際に使える時間と、試験までの残りの日数です。

試験勉強は、いつから始めればいい?

ひととおり学ぶ時間と、数日の間隔を空けた少なくとも2回の復習を確保できるように始めましょう。ふつうの試験なら、たいてい2〜3週間前から。難しい試験や範囲の広い試験なら、もっと早く始めます。

1つの科目に集中するのと、交互に勉強するのと、どちらがいい?

記憶のためには復習を何日かに分けると役立つので、1週間の中で科目を交互にするのは理にかなっています。ただ、ひとつのブロックの中では、切り替えないように、ひとつの単元にしぼりましょう。

計画についていけないときは?

遅れたブロックを、ゆとりとして空けておいた時間に移し、復習ではなく細かいところを手放しましょう。新しい情報を減らし、いちばん大事なことを自分に問う時間を増やします。余裕がなくなったら、どの試験を優先するかを決めましょう。

出典・参考文献

小さな勉強計画を作ろう

勉強用のテンプレートから始めて、タスクと勉強のブロックを自分の時間割に合わせましょう。

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